お菓子作りがグンと上手になる
ちょっとした3つのコツ
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お菓子作りを始めると
「あれも作ってみたい、これも作ってみたいな。」
「失敗しちゃった!」
「どうしたら、もっと うまくできるんだろう?」
・・・いろいろと 考えます。
お菓子作りが上手になるために、
テクニックや知識を身につけることは
とても大事ですが、
難しいことは、ひとまずおいて。
まずは
「ささやかだけど、大切なこと」
いくつかを ご紹介します。
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<お菓子作りがうまくなるコツ>
1. イメージする
2. ポイントをきめる
3. つなげる
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・・・では、もう少し詳しくみていきましょう。
1.イメージする
まず、お菓子を作る前に
「自分はどんなお菓子を作りたいか」
具体的にイメージしてみましょう。
例えば、
シフォンケーキを作るとき
「ふわふわで絹のように細かいスポンジ」
「卵色をしたケーキ、バニラの甘い香り」
クッキーを作るとき、
「紙のように薄くてサクサク、口の中で溶けていく」
「ざっくりとして、あったかいミルクティーに合う味」
あるいは、
「このレシピ本のこの写真みたいに!」
・・・・などなど、どんなことでも構いません。
「上手にできた自分のお菓子」をイメージしてみましょう。
「どんなお菓子を作りたいか」その「イメージ」に向かって、
少しずつ近づいていきます。
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2.ポイントをきめる
イメージしたら、いよいよお菓子作りにとりかかりますが
ここで
「今日のがんばりポイント」
を一つだけ、決めましょう。どんなことでも構いません。
「ここだけは、ちょっとこだわってみよう。」
というポイント。ごくごく簡単なことを、ひとつだけ。
例えば
「黄身と白身を上手に分けてみよう。」
「ゴムべらの持ち方を 気にしてみよう。」
「生地を平らにのばしてみよう。」
「いつもよりきれいに盛り付けてみよう。」
・・・などなど。
最初から、全部完璧にやろうとすると大変です。
まずは、できるところから、少しずつ。
やがて、いろいろなことが出来るようになっていきます。
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3.つなげる
イメージどおりのお菓子は、できたでしょううか?
「ポイント」を思い浮かべてお菓子作りはできましたか?
*大成功したら
「どういう風に作ったらうまくできたか」
メモしておいて、次回のお菓子作りにつなげていきましょう。
*失敗してしまったり、思ったとおりにいかなかったら
残念ですが、この経験はとても貴重です。
ちゃんと振り返って
「どこで失敗してしまったか」
もし分かるようなら、
「どうしてそうなってしまったか」
「次はどうしたら良いのか」
も、メモしておきましょう。
そして、次回のお菓子作りにつなげます。
失敗したことは、決して無駄ではありません!!
この経験を生かすことにより、いつかはちゃんと克服できて
必ずうまくいく、と思います。
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まとめ
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それでは、最後にまとめです。
● どんなお菓子を作りたいか、最初にイメージする
● 「今日のがんばりポイント」を決めてお菓子を作る
● 振り返って、次回につなげる
もちろん、何も考えずに
自由に楽しくお菓子を作るのも、良いと思います。
でも、お菓子が上手にできた時の嬉しさは、格別です。
毎回でなくて、構いません。どれか一つだけでもよいです。
ほんの少し意識してみるだけで、
お菓子作りが、だんだん上手になっていくと思います。
「できる時に、できることを、少しだけ。」
・・・試してみていただければ、と思います。
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<バックナンバー>
1.クッキーについて
2.ゼリーについて
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